「ペイン・キラー/死に至る薬」過剰摂取被害を起こした実話ベースのドラマ感想

「ペイン・キラー/死に至る薬」は、40万人以上の犠牲者を出したアメリカのオピオイド問題を取り上げた実話に基づくドラマです。1990年代半ばに鎮痛薬として商品化されたオキシコドン(商品名オキシコンチン)により、若者を含む多くの人が過剰摂取で命を落としました。

「マインド・コントロール」医学的見地からマインドコントロールについて書かれた本をご紹介

精神科医によるマインドコントロールについて書かれた本をご紹介します。カルト団体に関する興味本位の記事や、異常性ばかりを強調した記事やストーリーではなく、医学的見地や洗脳の歴史から冷静にマインドコントロールについて解説されています。

「幻聴の世界-ヒアリング・ヴォイシズ」精神保健福祉士としての感想

中央法規出版から発行された日本臨床心理学会による書籍「幻聴の世界-ヒアリング・ヴォイシズ」という本をご紹介します。 精神障害や幻聴に関する専門的な内容を扱ってはいるものの、一般向けにわかりやすさを重視したものとなっているため手頃に読める1冊...

「ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記」精神保健福祉士のレビュー

タイトルにひかれて手に取りました。 タイトルのとおり、統合失調症を発症した著者の見えていた世界、症状悪化に至る心情や体験が、臨場感を持って伝わる作品でした。 今回はこちらの「ボクには世界がこう見えていたー統合失調症闘病記ー」のレビュー記事に...

「依存症からの脱出 つながりを取り戻す」現役精神保健福祉士レビュー

「依存症からの脱出 つながりを取り戻す」信濃毎日新聞社著(海鳴社・2018年)についてご紹介します。 学生時代から依存症に関心があり、京都の依存症回復施設の設立に、微力ながらボランティアとして参加しました。 それから約20年が経ちましたが、...

精神保健福祉士必見!「だらしない夫じゃなくて依存症でした」感想

マンガ「だらしない夫じゃなくて依存症でした」は2020年に単行本が発売されました。 作者は三森みささん、依存症啓発を目的として厚生労働省や専門家監修の元に描かれた作品です。 これまで依存症について理解を深めてきたつもりでしたが、このマンガを...

映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」精神保健福祉士のレビュー

映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」は2019年に公開された日本の映画です。 原作は作家で精神科医の帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんで、山の上にある精神科病院を舞台にした人間ドラマです。 以下は一部ネタバレを含む感想になります。精神保健福祉士の...

【ビッグイシューはロンドン発祥!】気になるけどまだ買ったことがない方へ元アルバイトスタッフが雑誌について紹介

駅前や大通りなどで路上販売されているストリートペーパー「ビッグイシュー日本版」は、ビッグイシュー日本という会社が月に2回発行している雑誌です。 じつは創刊まもない時期に縁があり、3年間大阪にてお手伝いさせていただいた経験があります。 以来、...

イタリア「精神病院のない社会をめざして バザーリア伝」現役精神保健福祉士の感想

イタリアの精神科医療に大変革をもたらした精神科医師バザーリアについて書かれた本をご紹介します。 精神保健福祉士や社会福祉士の資格試験勉強をした方ならイタリアの180号法(通称バザーリア法)を耳にしたことはあると思います。 180号法は197...
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